ActionScript 3.0入門ノート CS4でタグ「return」が付けられているもの

(section01-03 フレームアクションのメソッド定義と関数定義から抜粋)

 関数は次のようにfunctionで定義し、returnで演算結果を戻します。値はfunctionを呼び出した位置に戻ります。関数では演算に使用する値を引数で受け取ることができます。
 引数で受け取る値のデータ型と関数で戻す値のデータ型を指定できます。データ型の指定は省略可能ですが、データ型を指定することでコンパイル時にデータ型の妥当性がチェックされます。
 メソッドと同様に関数定義はタイムラインのキーフレームで行いますが、関数を定義してあるキーフレームを再生していなくても、同じタイムラインであればどこからでもその関数を利用できます。同一のタイムラインで同名の関数を定義することはできません。

書式:
function 関数名(引数:データ型, 引数:データ型, ...):戻す値のデータ型{
//実行するステートメント
return 戻す値;
}

次のheikin3()は引数で与えられた3つの数値の平均を求めて返す関数です。

[:script:]3つの値の平均を求める
function heikin3(a:Number, b:Number, c:Number):Number {
	var abc:Number = a+b+c;
	var ans:Number = abc/3;
	return ans;
}	
 次の例がheikin3()を使って3教科の点数の平均を求めた場合です。ここに示すようにheikin3(kokugo, sugaku, eigo)を実行して得られた値が変数heikintenに入ります。heikin3()で戻る値のデータ型をNumberに指定しているので、変数heikintenのデータ型と一致します。

[:script:]3教科の平均点を求める
var kokugo:uint = 76;
var sugaku:uint = 62;
var eigo:uint = 70;
var heikinten:Number = heikin3(kokugo, sugaku, eigo);
trace(heikinten); //出力:69.33333333333333
(section01-03 フレームアクションのメソッド定義と関数定義から抜粋)

 returnを実行することでメソッドの中の残りの処理を中断できます。returnは関数の中で値を戻すためのステートメントですが、メソッドの中では戻す値を指定せずに使用します。
 次のtest()は引数aが0のときは処理を中断します。このスクリプトでは2行目で条件分岐のif文を使っています。これによりaの値が0のときだけ4行目のreturnが実行され、続く6行目が実行されずにtest()が終了します。aの値が0でないときはif文で囲った中が実行されずに6行目が実行されます。

[:script:]引数が0のとき処理を中断する
function test(a:int):void {
	if(a==0){
		trace("中断");
		return;
	}
	trace(10/a);
}

test(0);//出力:中断
test(5);//出力:2
まったく新しいAS3の世界!
694a.jpg
Adobe Flash CS4
詳細!ActionScript3.0入門ノート[完全改訂版](CD-ROM付)

楽しいActionScript。
新たなる1歩へと踏み出しましょう。
■内容は?→ 目次を見る
■評判は?→ 書評を読む
この本を書いたわけ

タグ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

あわせて読みたいブログパーツ