トラウマ恋愛映画入門

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トラウマ恋愛映画入門 (集英社文庫) 文庫 - 2016/9/16 町山 智浩  (著)

22本の恋愛映画について書かれています。「子どもの頃テレビで偶然見てしまって、なんなのこれ?わけわかんない、でも忘れられない、嫌〜な感じ」な映画を大人が解説しよう!という本だと思って読みました。

・最大のホラーは男と女の間にある
 「赤い影」Don't Look Now
子どもの頃に偶然テレビで見て、訳が分からなかった映画、ホラーにしては変だし何なのこれ?でも忘れられなかった「赤い影」。町山さんの解説でやっとわかったよ!この映画に出てくる女の人みんな頭おかしい、主人公のイライラわかるーと思っていたわたしはやはり男性脳?父親からの訓練により何事も理性で打破しようとする癖(頭でっかち)で封印しているけど、本当は怖がり(感受性が強いとも言う)。これって恋愛映画だったんだー、はー。

・愛は勝ってはいけない諜報戦である
 「ラスト、コーション」Lust, Caution
ポッドキャストで町山さんが大オススメだったので、後にテレビで放送されたときに見たが、聞いていた内容とちがう。。。と思ったくらいわからなかった。今回文章で読んで、そうだったの?と納得。。。いやまた映画を見たらやっぱりちがうと思ってしまうかも。

・認知症の妻に捧げる不実な夫の自己犠牲
 「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
妻が認知症になってしまった老夫婦の話。認知症になった義母と、義父の関係を見ていて、いろいろ思うところがあった。義母に代わって義父が家事を担当するようになって、夫婦の領分のバランスが動き、義父の本来の好みやスタイルが徐々に封印が解けて出てくるのを見たり(わたしは義母から「この家」のやり方を教えられたので頑なにそれを通すものと思っていたので、驚いたというか、感慨深かった)。元は他人同士の夫婦が一緒に暮らすというのは大変なこと。

そもそも島に進化あり (生物ミステリー)

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そもそも島に進化あり (生物ミステリー) 単行本(ソフトカバー) - 2016/7/8 川上 和人 (著)

生物はどうやって分布を広げていくのか?ほほうと思ったこと2つ。

・フロートを持つ種子
 オニグルミってどうしてあんなに殻が厚いのか?ネズミやリスに食べられないため?と思っていたが、あれはフロート(浮き)なんですね、次の発芽場所にたどり着くための。オニグルミは川岸に生えて実を流れに落とす、流れ着いた先で繁殖。川下へしか分布できないけど。。。そこんとこどうなんだろう?

・陸生哺乳類が海を渡らないのはなぜか
 泳げないからではなく、サメなどに捕食されてしまうから。というのに、フーンと思った。日本は周りを海に囲まれているのに、何故日本人は海洋民族ではないのか?という積年の疑問のヒントになるかも。

心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで

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心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで 単行本 - 2017/4/15 キャスリン・マコーリフ (著), 西田美緒子 (翻訳)

トキソプラズマに寄生されたネズミはネコ好きになってしまうとか。。。この本の前半部分の概要は「昆虫はすごい」にも書かれていたような話。。。↓こんな感じです。
https://www.ted.com/talks/ed_yong_suicidal_wasps_zombie_roaches_and_other_tales_of_parasites/transcript?language=ja

ところで、ある日本人研究者によると、ハリガネムシが水に飛び込ませた虫の量が、その川に住むマスの餌の6割に該当したという。。。異なる生態系間のエネルギーの移動を寄生虫が担っているかもらしいと聞いたことがあります。
寄生者(ハリガネムシ類)が改変する森林-河川生態系 -- 京都大学
【研究室】研究室に行ってみた。神戸大学 群集生態学 佐藤拓哉 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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この本の後半は、ヒトの体内に寄生する微生物がその人の性格(保守性・信仰心)や属する社会に及ぼす影響についてです。

たとえば、感染症の宝庫である山岳地域などでは、集落ごとに特定の感染症への耐性があったりして、村内では全員平気なのに外界からの訪問者が罹患すると重傷になるとか、逆に村民が耐性を持たない菌を持ち込まれると、全員がアウトとか、で、誰がどこの出身かわかるように民族衣装が決められていると著者は推測する。衣裳がカルテなわけですね。

ヒトの保守性や信仰心は実は寄生虫の操作によるものかも?

目立ちたがり屋の鳥たち

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目立ちたがり屋の鳥たち: 面白い鳥の行動生態 単行本 - 2017/4/12 江口 和洋 (著)

出版社の紹介記事
目立ちたがり屋の鳥たち « 大学出版部協会

NPO法人バードリサーチによる紹介記事
図書紹介:目立ちたがり屋の鳥たち | バードリサーチニュース


秘密結社の(笑)メンバーが推薦していたので、読んでみました。鳥の世界も自分の遺伝子を残すためのきびしい競争があるのねー、第1章読んだだけで、ううーこりゃ大変とげんなりしてしまう。鳥が何気なくさえずっているようでいて、番がなかよく並んでいるようでいて、その裏では。。。

メディアと自民党

メディアと自民党 (角川新書) 新書 - 2015/10/24 西田 亮介  (著)

議員さんたちってお年だからネットとか弱いんでしょ?ネットにあふれているのは若い世代の本音だと思われがちだが、とんでもない、ちゃーんと対策してあるのですね。日々印象を操作されていることを自覚しておかねば。

人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界

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人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界 単行本 - 2017/3/15 布施 英利  (著)

三木成夫に師事した人が、師匠とその業績を紹介する形になっている。つまり前線の報告書ではなく、後の世代の人による物語なので、ソフトタッチで要所が語られている。ということで読んでみました。

本を読むだけで記録するのをさぼっていたので、感想を忘れかけています。あとで思い出したら追加するけど概略だけ先にアップしていきます。

何を読んだかは、iPhoneアプリの「ビブリア」で本のバーコードを撮影して記録、勝手に題名と表紙の画像に変換してデータベース化してくれます。

[カラー版]昆虫こわい

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[カラー版]昆虫こわい (幻冬舎新書) 新書 - 2017/7/28 丸山 宗利  (著)<br />

「昆虫はすごい」(丸山宗利)光文社の、幻冬舎版という感じ。著者が「あまりハプニングが起こらなくて読者に申し訳ないが。。。」みたいなことを書いていて笑った。編集の人に言われたのかなー?読者はハプニングが起こらないようにどんな準備をしたのかも知りたいです。淡々と居た筆致でも全然かまいません。

【音声配信】「刺されても咬まれても虫に夢中!昆虫学者・丸山宗利さんが語る〜世界昆虫旅行記!」▼TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」▼2017年8月2日(水)放送分

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

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戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗 単行本(ソフトカバー) - 2016/8/9 加藤 陽子  (著)

「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」の演習編。歴史に興味がある中高校生へのレクチャー。中高校生とはいえ、かなり意識高い生徒さんたちです。歴史の知識も、じっくり本を読む時間も無い、大人の皆さんはハフポストの記事がわかりやすいかも。

真珠湾攻撃から75年、歴史家・加藤陽子氏は語る「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」