iOSデベロッパーサイトからダウンロードしたiOSベータ版でiPhoneをアップデートする方法を説明しますただし、iOSベータ版でiPhoneをアップデートする場合には注意が必要です。
重要です!注意!
iPhoneをiOSベータでいったんアップデートすると、iPhoneを元の正規版のiOSに戻すことができなくなります。iOSベータでアップデートしたiPhoneは、そのままベータ版iOSでアップデートを繰り返して利用を続けます。(低いバージョンのiOSへとダウングレートできないからです)
そして次のバージョンのiOSが正式にリリースされた時点で、iOSデベロッパーサイトで公開されるGM版のiOSアップデートファイルを使って正規版にアップデートします。通常のiOSアップデートの方法では、正規版の次期iOSバージョンにアップデートすることはできません。(インストールされているiOSはすでにアップデート済みと見なされるため)
以上の注意点を理解した上で、次の手順でiPhoneをベータ版のiOSでアップデートしてください。なお、ベータ版をインストールできるiPhoneは、iOSデベロッパーサイトに開発用デバイスとして登録してあるものだけです。
前準備:
- iPhoneを開発用のデバイスとして登録しておく。
- iPhoneに合ったiOSベータのアップデートファイルをダウンロードする。
- ダウンロードしたdmgファイルを解凍してディスクイメージをマウントする。
- iPhoneを開発用のMacに接続し、iTunesで選択する。
- optionキーを押したままで、「アップデートを確認」ボタンをクリックする。
- ダウンロードしたipswファイルを選択して開く。
- 適合性がチェックされて、iOSのアップデートが開始する。
- iPhoneが再起動し、アクティベーションが行われる。←SIMが必要
- Home画面が表示される