(こちらも参考にしてください →詳しい目次)
PART1 Xcodeをはじめる
最初にXcodeの各部の名称と機能の概要、アプリの動作を試すiOSシミュレータの使い方を知りましょう。Swiftプログラミングを遊ぶように試すことができるPlaygroundの使い方も具体例で示します。この後、PART 2からはSwiftのシンタックスの解説です。早くiOSアプリを作ってみたいという人はPART 6を開いてみてください。
- Chapter 1-1 Xcode の準備
- Chapter 1-2 Xcode の使い方
- Chapter 1-3 iOS シミュレータで試す
- Chapter 1-4 Playground で試す
プログラミングにおいてもっとも重要な基本シンタックスを説明します。Swiftは一般的なプログラム言語と似て取り組みやすいですが、実際にはなかなかの強者です。タプルだけでなく、条件分岐やループ処理にも新しい言語らしいアイデアがあります。
- Chapter 2-1 ステートメントとデバッグ関数
- Chapter 2-2 定数と変数
- Chapter 2-3 タプル
- Chapter 2-4 演算子
- Chapter 2-5 条件分岐
- Chapter 2-6 ループ処理
ストリング、配列、辞書について解説します。それぞれに細かな仕様がありますが、すべてを覚える必要はなく、どのようなことができるのかということを把握すればOKでしょう。必要に応じて調べ直してください。
- Chapter 3-1 ストリング String
- Chapter 3-2 配列 Array
- Chapter 3-3 辞書 Dictionary
オプショナルはSwiftの特徴的な仕様の1つです。概念としては単純ですが、慣れるまでは戸惑う場面があるかもしれません。関数オブジェクトやクロージャはプログラミング初心者には少し難しい内容なので後回しでも構いません。将来役立つことがあるので、その存在を知っておいてください。
- Chapter 4-1 オプショナル
- Chapter 4-2 関数
- Chapter 4-3 関数オブジェクト
- Chapter 4-4 クロージャ
Swiftのクラス定義、構造体、列挙型は自由度が高く、なかなか欲張りです。初心者はあまり深入りせずに先に進むのがよいのかもしれませんが、ここでの踏ん張りが将来の差になるでしょう。この山は登るべきです。
- Chapter 5-1 クラス定義
- Chapter 5-2 クラスの拡張
- Chapter 5-3 列挙型 enum
- Chapter 5-4 構造体 struct
ここからは実際にiOSアプリを作っていきます。Xcode 6から画面サイズの設計方法が新しくなりました。まずはその説明から入ります。後半はアプリで使う標準UI部品のプログラミングを解説します。デリゲートを使うUI部品では、ここでデリゲートの基礎を理解してください。以降もたびたび出てくる手法です。
- Chapter 6-1 画面サイズとオートレイアウト
- Chapter 6-2 プロジェクトのスナップショット
- Chapter 6-3 アシスタントエディタを使う
- Chapter 6-4 標準のUI 部品を使う
- Chapter 6-5 デリゲートを使うUI 部品
アプリの画面はビューでできています。ビューの作成と表示はその意味でもっとも基本的な要素です。テーブルビューとコレクションビューは、デリゲートやデータソースの扱いなど難しい要素も含んでいますが、これがわかるとiOSアプリ開発の大きな山を1つ乗り越えたことになります。ビュー切り替えや更新の映像効果についても解説します。
- Chapter 7-1 ビューの作成と表示
- Chapter 7-2 画像とボタンの作成とConstraints設定
- Chapter 7-3 テーブルビュー UITableView
- Chapter 7-4 コレクションビュー UICollectionView
- Chapter 7-5 ビューのアニメーションと映像効果
複数のシーンを移動するアプリケーションを作れるようになるとアプリの設計の幅が広がります。セグエの使い方、ビューコントローラとシーンの関係などを理解してください。またこの章では、アラートとアクションシート、Touch IDでの指紋認証についても解説します。
- Chapter 8-1 セグエでシーンを移動する
- Chapter 8-2 ナビゲーションコントローラで遷移する
- Chapter 8-3 タブバーでシーンを切り替える
- Chapter 8-4 アラートとアクションシート
- Chapter 8-5 Touch ID で指紋認証を行う
SpriteKit は、グラフィック処理が速くGame 制作を主な目的として利用されるフレームワークです。2D、物理演算に関わるクラスを含んでいて、SpriteKit だけの世界があります。描画、アニメーション、物理ボディ、衝突判定処理などを詳しく解説します。
- Chapter 9-1 SpriteKit の基本
- Chapter 9-2 SpriteKit エディタ
- Chapter 9-3 ノードを追加する
- Chapter 9-4 ノードのアクション
- Chapter 9-5 アクションを組み合わせる
- Chapter 9-6 物理ボディの作成と操作
- Chapter 9-7 インバースキネマティック、ジョイント、フィールドノード
- Chapter 9-8 衝突カテゴリと衝突判定