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2003年9月 7日
ロング・イエロー・ロード
Jazzを聴くなら、やっぱりビッグバンドを聴かなければいかんのです。ビッグバンドはコンボよりも個性豊かで、バンドによってまったくサウンドが違います。
Jazz Big Bandと言えば、それはもう誰が何といおうとカウント・ベイシーなわけです。でもここで紹介するのは、秋吉敏子ビッグバンドの「ロング・イエロー・ロード」です。アルバム名でもあるロング・イエロー・ロードの1フレーズ目が鳴り出すと泣いちゃいます。こんなカッコイイ曲はありません。
秋吉敏子ビッグバンドの特徴は、全曲が秋吉敏子のオリジナル曲であり、編曲であるという点でしょう。彼女が日本人であるということもあって、ほかのビッグバンドとは大きくカラーが違っています。いや、超越していると言い換えましょう。
このアルバムにはないですが、彼女の曲には漢字の名前の曲がたくさんあります。それらには能楽のサウンドが使われていたりして少し重々しい雰囲気があり、恐怖感すら覚えます。それが苦手という人も少なくないかも知れません。ちょとBGMに・・という感じでないのは確かでしょう。ルー・タバキンのソロは辛すぎる・・・・と。
でも、慣れてしまえば・・・という言い方は語弊がありますが、聞き手の器が育つというか、ある境地に達すると何の圧迫感もなく包み込まれてしまうのです。むしろ自分の内側の音を聞いているような錯覚です。
レコードにサインしてもらったもんね。 (^ ^)vほかのメンバーにも。
投稿者 oshige : 2003年9月 7日 12:55
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