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2004年5月28日

MSCI

東証大引け5分間ぐらいで垂直に立ち上がるように爆発的な買いが入る。

MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)のインデックス銘柄見直しに基づいた買いで、いっきに50億円ぐらい買ったのでは?という話(←数値は不確か)。急な円高はモルガンがこの5分間のために円を購入したからかもしれないという憶測も・・・

買いが買いを呼んで、それを阻止すべく蓋もかぶるのだけど追いつかない猛烈な買い。
買い手も売り手も成り行きで交戦。今日の合戦は計画的なものだし、過去にも何度も行った定例行事のようなものなのかもしれないけど、やっぱ機関投資家の担当チームは前の晩から興奮してただろうなあ。いまごろは祝勝会とか言って打ち上げやっているのだろうか?
さて、週明けの攻防はどうなるのでしょう。とりあえずは反動で下げるんでしょうけど、そうならない銘柄もあるわけで、そこんところが難しいわけです。

モルガンといえば変な人外のレンちゃんがモルガンだけどね。

以下は、組み入れ発表直後の記事。本日の結果ではありません。
今日、大引け間際に爆上げしなかった銘柄とそうでない銘柄を見直すといいかもしれませんね。

たまたま楽天の分足を見ていたのだけど、いったい何が起きたんだ?と思ってしまった。
同じように爆上げしたのはヤフー、新生銀行、あとはまだ知らない。
情報によると、新規31銘柄中25銘柄が上昇したそうだ。
-------- memo --------
MSCIの定例指数構成銘柄見直し (2004年 5月)

 MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)は11日、MSCIスタンダードインデックス(標準指数)の銘柄構成見直しを発表した。多くの外国人投資家がグローバルで投資する際にベンチマークとして使用しているものだけに、株式市場の注目度は高い。新たに31銘柄が採用されたが、削除された銘柄はなかった。5月28日の大引け後に銘柄入れ替えが行われる。MSCIスタンダードインデックスを運用基準としている投資家は、市場推計によると指数連動型、指数を意識したアクティブファンドの合計で10兆円程度。今回の構成銘柄見直しによって日本株の世界株に占める割合は9.9%から10.4%に上昇し、4000億円強の資金流入が起こるとの観測がある。
新たに採用された銘柄と株価の反応

アイシン精機 <7259>  大幅高
アルフレッサホールディングス <2784>  大幅高
シーアンドエス <7437>  大幅高
富士ソフトABC <9749>  大幅高
グッドウィルグループ <4723>  軟調
日立キャピタル <8586>  堅調
日立建機 <6305>  大幅高
北海道電力 <9509>  大幅高
日本リテールファンド投資法人 <8953>  堅調
関西ペイント <4613>  大幅高
神戸製鋼所 <5406>  大幅高
クラヤ三星堂 <7459>  大幅高
レオパレス21 <8848>  大幅高
NECエレクトロニクス <6723>  大幅高
日本軽金属 <5701>  大幅高
日本ゼオン <4205>  堅調
日新製鋼 <5407>  大幅高
ニチメン・日商岩井ホールディングス <2768>  大幅高
ニトリ <9843>  大幅高
NOK <7240>  大幅高
小田急電鉄 <9007>  大幅高
楽天 <4755>  大幅高
リンナイ <5947>  大幅高
良品計画 <7453>  大幅高
サミー <6426>  大幅高
サンケン電気 <6707>  堅調
三和シヤッター工業 <5929>  大幅高
新生銀行 <8303>  大幅高
東急不動産 <8815>  大幅高
ユニデン <6815>  堅調
ヤフー <4689>  大幅高

投稿者 oshige : 2004年5月28日 19:05