2004年5月29日
地回り
いつものように自転車で海岸まで行くと、目を疑うことにデッキの上で直接焚き火してバーベーキューをやっているやつがいる。
すでに宴は終わって焼けた墨から白い煙が立ち上がっている状態。
墨バサミを手に持って海を見て立っているやつがいたので、
「おい!なにやってんだ!」と消すように注意する。
スグ消しますっていうんでにとりあえずにらみを効かしたまま自転車を降りて波打ち際までいく。
ちょうどペットボトルに水を汲んでいる女性がいて、どうもそれで消すところだったようだ。
波打ち際に沿って少し歩くと、今日は南風が強かったので打ちあがっているゴミも多い。
よく見ると、ゴミにまざってカツオノエボシという毒性の強いクラゲが何個か打ちあがっている。
透明の水色のビニール風船のように見えるもので、知らないとクラゲとは思わない。
その直ぐ横で裸足の小さな子たちが何人か遊んでいたので、親の所まで行って危険だと注意を促す。
さーて、火の始末はちゃんとしただろうかと再びデッキまで戻ると、
今度は別の若者グループがデッキの上で焚き火をしているじゃないか。
「なにやってんだ!すぐ消せ」とまたも注意し、目の前で水をかけさせる。
デッキにはすでに焦げ跡がいくつもあって、まったくこういうやつらの頭の中はどうなってんだ。
自転車にまたがり、さっきのカップルに念を押す。
「ちゃんと片付けて帰れよ」
濃いサングラスに二分刈りの頭、アロハシャツを羽織った焼けた顔は、伊達にこわおもてではないのです。
怒ったら泣いちゃうぞ。
投稿者 oshige : 2004年5月29日 17:50