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変数を使う

変数とは値を保管する容器のようなものです。x = 3の式ならば変数xに3を入れるというぐあいです。しかし、値を保管しておくという捕らえ方は変数のもつ1つの側面に過ぎません。変数のもつもっとも重要な役割は、その名前が示すように値が変わるものを扱うという部分です。x = a + bという変数を使った式こそが変数の機能を示しています。変数xの値は変数aと変数bを足し合わせた値になるという、このダイナミックな式を書くために変数が存在すると言えるでしょう。この式の変数a、変数bの使い方でもわかるように、変数は値を受け渡すための容器にもなります。ここでは数値を扱っていますが、変数にはすべてのデータ型を格納できます。さらに厳密なデータ型を指定することもできます。(データ型→p.??)

例:
a = 17;
b = 55;
x = a + b;

note:
変数に対して、17、"oshige"といった数値やストリングなどのスクリプトに直接書いた値をリテラルと呼びます。

図3-3-1変数の種類

■変数の名前
変数の名前は、先頭の1文字は、英字、アンダースコア、ドル記号のいずれかでなければなりません。つまり、識別子でなければなりません。ActionScriptのエレメントおよび予約語、リテラル(true、false、null、undefined)を使うこともできません。また、英字の大文字と小文字を区別する点にも注意が必要です。たとえば、変数Aと変数aは違う変数になります。(識別子→p.??)

投稿者 oshige : 2005年2月14日 12:28