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trace()で出力パネルに書き出す

スクリプトの中でtrace()ステートメントを使えば、ムービープレビューの際に変数の値などを出力パネルに書き出すことができます。
たとえば、ステージにムービークリップシンボルのインスタンスを作ってtest_mcと名前を付け、メインのタイムラインのフレーム1に次のフレームアクションを書き込みます。ムービーをプレビューしてインスタンスをクリックすると、クリックするたびにインスタンスの座標が少しずつ移動します。出力パネルには水平、垂直に移動する距離が書き出されます。trace([randx, randy])のようにリストの形式でと複数の値を指定すると、値はカンマ区切りで書き出されます。

sampleファイル→trace.fla

フレームアクション:フレーム1
test_mc.onPress = function() {
  //移動量をランダムに決める
  randx = Math.ceil(Math.random()*60-30);
  randy = Math.ceil(Math.random()*60-30);
  trace([randx, randy]);
  //座標の移動
  this._x += randx;
  this._y += randy;
  trace("移動しました"); //出力→ 移動しました
};

図2-2-2 動作確認の目的で変数の値とメッセージをtrace()を使って出力パネルに書き出します。

投稿者 oshige : 2005年2月11日 12:54