2006年12月23日
LinkStationの冷却ファンと電源を交換
BUFFALOのLAN接続ハードディスクLinkStation（ぼくが使っているのはHS-D250GL）の冷却ファンが異様な音を出すようになったので交換しました。もともとLinkStation HS-DGLシリーズ、HD-HGLANシリーズの冷却ファンはちょっと風切り音が気になるんですが、尋常ではない音を出すようになったわけです。冷却ファンがヘタって来ているときは電源もそろそろヤバイと聞いたので、ついでに電源も交換しました。
交換パーツさえ入手できれば交換は簡単です。工具はドライバーだけです。
BUFFALO HS-D250GL Gigabit対応外付け LAN HDD
交換パーツは以下の通りです。
冷却ファン:
玄人志向の玄箱 KURO-BOX/PARTSに入っているファンがそのまま使えます。ケーブルの長さ調整やコネクタの半田付け結線などが面倒な人はこれがお勧めです。
交換の必要はないですけど、ファン以外（フロントベゼル、LED用レンズ）もLinkStationのパーツとして使えます。KURO-BOX/PARTSは、玄人志向シリーズを扱っている店でも在庫がないことが多いですが、秋葉原のツクモ本店にはありました。でも、もしや思って検索したらAmazonで扱ってました。何軒も回って歩き損でしたよ。とほほ。
KURO-BOX/PARTS NAS組み立てキット
電源：
加賀電子コンポーネント 直流電源 SPEC7251
これは千石電商本店（秋葉原）で売っています。Webで通販で買えます。
：：：交換手順：：：
解体：
注意事項！
1.必ず、電源ケーブルとネットワークケーブルを抜いて作業してください。電源ボタンを長押しすると電源OFFです。できれば、そのまま一日放電してください。
2.冬場の作業は静電気に注意してください。ビニールスリッパなどは脱ぎ、板間などの静電気が起きにくい場所で作業してください。
3.先端に磁石が付いているドライバーを決して使わないでください。
4.パーツ交換は自己責任でお願いします。簡単な作業ですが、説明を読んで自信がない人や保証期間中の物は自分で修理せずにメーカーに出してくださいね。
手順1.足を外す
足をつけている人は、本体正面手前にスライドさせて外します。
手順2.フロントベゼルを外す
正面の鏡面ブルーのパネルは天地のグレイの部分とつながっている１枚の薄いコの字型のパーツです。箱の天地に押し込む穴があるので、押したままで手前にスライドさせて外します。
手順3.背面のネジを外す
背面にあるネジをドライバーで外します。本体とカバーを固定しているネジはこの１本だけです。
手順4.カバーを開ける
後ろから剥くように左右に開けます。このとき、箱の天地に２箇所ずつ計４箇所のフックがあるので、フックのひっかかりをドライバーで外しながら開けます。
（このとき、LEDレンズが落ちて出るかもしれません。それはしかたないですが、できれば落とさないようにしましょう。正面向かって左を下にして開けると落ちないと思います）
手順5.電源供給ケーブルのコネクタを外す
電源ボードから、メイン基盤、冷却ファン、HDに電源を供給しているケーブルを抜きます。どれもコネクタのオスメスで刺さっているので、ケーブルを左右にゆっくりゆさぶりながら抜きます。コネクタが浮いてきたらケーブルではなく、コネクタを持って抜いてください。
手順6.メイン基盤（マザーボード）を外す
マザーボードは４つのネジで固定してあります。４本のネジを外し、ページをめくるように裏返して外しますメイン基盤とHDとつながっているバス線は無理に外さなくてもOKです。もちろん、外した方がスッキリするけどね。
手順7.外からの電源ケーブルを外す
電源ボードと電源ケーブル（外からの電源供給ケーブル）のコネクタを外し、電源ボードがほかの何とも繋がっていない状態にします。
手順8.電源ボードを外す
電源ボードはネジ１本で固定されています。ネジを外してボードを取り出します。
手順9.冷却ファンを外す
冷却ファンを外す前に固定されている向きを確認して覚えておきます。冷却ファンはネジ止めではなく、パチンとはめこんであるだけです。フックを広げれば取り出せます。
以上で解体終了です。
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パーツ交換と組み立て：
冷却ファン、電源をを新品と交換し、手順8→手順1の順で戻していきます。
意外とてこずるのはカバーをはめるときです。電源ケーブルのはみ出しなどに注意し、正面を合わせた状態から後側を閉じるようにします。
LEDレンズを落としてしまって、最初にどうなっていたのかわからなくなったということがあるかもしれません。LEDレンズは４つのクシと中央に短いフックが１本あります。このフックを基盤にひっかけるかっこうで、ランプの先端をケースの切り込みの位置に合わせます。クシには曲線がありますが、曲線の内側を外向きにして基盤に載せます。
わかりましたか？写真必要かな？
投稿者 oshige : 13:35