2011年10月 2日
指じゃなく月を見なさい
師匠が指をさしたら師匠の指ではなく、さしている先にある月を見なさい。見るべきは月であって、月をさしている師匠は誰でもよいのだという教え。深い。
見る
「見て見て!」と言ってもどこを見るのか、何を見るのか、それはいろいろ。
2011年9月26日
データと情報と複数の結論
念のために「データ」と「情報」の違いについて書いておきましょう。簡単にいえば、データとは「情報の素材」。データ自体には、それがいい値とか悪い値とかの判断はありません(あるのはデータを観測したときの精度と確度です←これも大事な事ですね)。
このデータを解析して意味付けしたものが情報です。つまり、情報の価値は「データ+意味づけ」によって決まります。そして、その情報を元に結論が導かれて行動や判断が行われるわけです。同じデータを元に複数の情報が生まれて複数の結論が導かれるのは道理であって、もしそうなっていなかったらどこかが間違っています。
ただ、「結論がたくさんあったら結論じゃない!」という指摘はもっともです。情報から導かれた複数の結論は、言うなれば「仮説」であって予測の域を出ていないとする方が受け入れやすいというか現実的です。ならば、それが正しいかどうか検証しましょう。そのためには行動です。
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