情報論の最近のブログ記事

2011年10月 2日

見る

「見て見て!」と言ってもどこを見るのか、何を見るのか、それはいろいろ。


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2011年9月26日

人の観測が情報に影響を与える

情報は見る人によって変化します。それは人ぞれぞれで情報の受け取り方が違うということも意味しますが、情報は「情報+見ている人」という塊でパッキングされてしまう点にも注意が必要です。つまり、同じ情報でも見ている人が変われば、全体の情報が影響されてしまうわけです。

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データと情報と複数の結論

念のために「データ」と「情報」の違いについて書いておきましょう。簡単にいえば、データとは「情報の素材」。データ自体には、それがいい値とか悪い値とかの判断はありません(あるのはデータを観測したときの精度と確度です←これも大事な事ですね)。

このデータを解析して意味付けしたものが情報です。つまり、情報の価値は「データ+意味づけ」によって決まります。そして、その情報を元に結論が導かれて行動や判断が行われるわけです。同じデータを元に複数の情報が生まれて複数の結論が導かれるのは道理であって、もしそうなっていなかったらどこかが間違っています。

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ただ、「結論がたくさんあったら結論じゃない!」という指摘はもっともです。情報から導かれた複数の結論は、言うなれば「仮説」であって予測の域を出ていないとする方が受け入れやすいというか現実的です。ならば、それが正しいかどうか検証しましょう。そのためには行動です。


2011年9月20日

共有と隠蔽(コンテンツの憂鬱)

共有情報は元々は誰かのオリジナル情報であって、情報を共有しようと共有を開始しても、実際にはすべての情報を共有するのは困難なこと。結果的につながったまま外からは見えない情報が隠蔽されたかたちになり、共有という安心感とは裏腹な結果を産み出してしまう。




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2011年9月18日

言葉には尾ひれが付きやすい

言葉には尾ひれが付きやすい。
ふらふら彷徨っているうちに言葉は省略され、補足され、修飾され、誇張され、誤解され、言い換えられ、間違えられる。

でも、言葉をしばらく放って戻ってきたら尾ひれが付いてるって得してない?
磁石で砂鉄を集めるように、強力な言葉で大きな尾ひれを集めよう。

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2011年9月16日

情報を集める作業


情報を集めたいと思ったら、不足している情報を補充し、間違った情報を正し、不確定な情報を検証し、集めた情報を索引化する作業を繰り返そう。

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2011年9月15日

YES/NO分岐

YES / NO分岐を繰り返すこの方法は、逃れられない運命を感じさせたり、論理な分析結果を期待させる効果がある。

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順番が価値を変える

個々には同じものでも、出会った順番、実施した順番で意味合いが変化するという話。
先に謝るか、後から謝るかといったことでも結果が違ってくる。

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並べ方が意味を持つ

集めたデータがもつ価値は、データの並べ方で大きく変化するという話。データを並べるセンスが情報価値を決めると言っても過言ではない。

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選択することで生まれる情報

提示されたメニューから選択する行為では、選択されたものだけでなく、選択されなかったものにも意味があるという話。選択することで情報が発生する。

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