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日本の伝統音楽「楽器編」

和楽器の画像、映像データーベースのサイトをFlashで作りました。画像や映像(flv)などはすべてXMLファイルで管理し、データに応じてレイアウトをダイナミックに生成するというweb2.0的な作りになっています。

日本芸術文化振興会のデジタルライブラリーの中の「舞台芸術教材1」のメニューにある「日本の伝統音楽『楽器編』」というコンテンツです。

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日本の伝統音楽『楽器編』のトップメニュー

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箏(こと)の楽器データ

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 ↓ Googleローカル(Google Maps)のようにズーム表示してドラッグできる
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演奏に合わせて楽譜をスクロールする

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演奏形態から「歌舞伎」で使う楽器に絞り込む

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楽器の属性から「爪」を使う仲間とリンクする

投稿者 oshige : 02:14 | コメント (0) | トラックバック

リングフォーメーションの意味

「日本の伝統音楽『楽器編』」は「インターフェースを懲りすぎ!」という声もありますが、実際ぼくも作りながらにコレでいいのか?と思ってましたが、できあがってみるとなかなか考えられていると思えてきました。

wagakki_ring.jpg
箏(こと)の楽器データ

「楽器図鑑」ではリング状にアイテムが並ぶデザインが使ってあります。リング状になっていることから、
1.ぐるっと回ることがわかる。
2.データの要素の種類と量を一度に俯瞰(ふかん)できる。
3.要素にダイレクトにアクセスできる。
4.マウス操作だけでデータを選べる。

リング状に並んだアイテムは、詳しく観たいアイテムを選ぶインターフェースである以前に、選ばれた楽器の属性データでもあるという点にも着目してください。それが2番の意味です。
これに比較し「演奏図鑑」というコンテンツはアイテムが直線的に並んでいます。リニア状であることから、アイテムの並びには順番があり、1個ずつ順に見てくださいということを示しています。
通常、これぐらい大量のデータをもったデーターベースをブラウジングするには、それなりのコンピュータリテラシーが必要ですが、「楽器図鑑」ではとりあえず興味の向くままに触っているだけで多くのデータに触れることができるかと思います。全体的にボードゲームの感覚(自分の持ちカードをひろげる感じ)で作ってあり、アニメーションのコンセプトは昔のゲームのゼビウスなんですよ。

リングフォーメーションの習作
test-ring1.jpg

リニアフォーメーションの習作
linear.jpg

投稿者 oshige : 11:26 | コメント (3)