11月

11月はメンテナンスの月。猫の予防注射、ベランダのデッキの塗装、冬になる前にあれこれやっておかないと。町のあちこちから松葉を焼く匂いがする。松林の下にいると、風の音がする。黒い松葉越しに見る空は青が深い。夕方、自転車で薬屋さんまでお茶を買いに行った。松葉とルイボスのお茶。

茅ヶ崎の南側は昔はずっと松林だったらしい。今も個人の庭の木と言えども勝手に松の木を切ることはできない。ただし、土地が分割されて面積が狭くなったときは別。当然、相続のたびに1軒分だった土地が2〜4軒とかになって(近所で14軒分になった所もあった)松の木はどんどん少なくなっていく。

時にはうれしいこともあって、古い家が取り壊され整地されたことで、今まで見えなかった隣の建物の全景が見えることがある。こんな古い家が残っていたのか。。。とおもう。その楽しみも新しい家が建つまでの一瞬だけなのだけれど。


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