2003年5月24日
HD換装
本来ならヒーヒー言っているはずの制作物の仕様が遅々として決まらないので、中途半端に空いてしまった合間を縫ってG4のHDを換装した。
G4には初期搭載の10G HDと古いPCから取った13GのHDが入っていたのだが、これではさすがに窮屈になってきた。10G iPodのiTunesデータを更新するにはR子さんから外付けHDを取り上げて、その時だけ接続してしのいでいたのだ。
自転車でPCデポに出かけ、Segateの80G HD(Barracuda 7200.7 ST380011A:Ultra ATA/100)を約1万円で購入。駅前のダイクマをヤマダ電器が乗っ取ったことでPCデポは苦戦の様子が見て取れる。でも、PCデポの店員の方が商品知識も有り、対応も真摯なのでPCデポを応援するのだった。
問題は現在のシステム設定を活かしたままでHDを入れ替える方法。インストールしてあるアプリケーションも多いので、それを1つずつやり直すのも面倒だ。何が面倒ってシリアル番号を入力したり、最新バージョンに書き換えたりと作業は山のようになる。
OS9ならシステムフォルダとアプリケーションフォルダをまるごとドラッグ&ドロップでバックアップするだけでOKなんだが、OSXでもその手が使えるのか?ユーザーフォルダをコピーすればよい?ユーザー権限はどう影響するんだ?不可視ファイルはどうなる?
頭の中でシミュレーションした結果、ここはやっぱり急がば回れでツールを使うのが早道ではないかと結論。
1.
「Carbon Copy Clonert(CCC)」というバックアップソフトを使って、システムの入ったHDのイメージファイルを外付けHDに作成。バックアップはこれで完了。CCCの初期設定ではイメージをファイルを作らないので、環境設定で設定しておくこと。
2.
外付けHDには起動システムが入っていなかったのでシステムCDでOSXをインストール。外部HDからMacが起動することを確認。ここで忘れずにアプリケーションフォルダにCCCをコピーしておく。
3.
いよいよMacを開けてHDを交換。ケーブル類を全て外し、よい機会なので掃除機でホコリを掃除。シャミの毛がいっぱいたまっていた (^ ^;;
HDはマスターにするかスレーブにするかをジャンパーで設定するのだけど、なぜかHDに貼ってあるジャンパー設定図はいつも微妙に間違っている。そこを想像力を働かせつつ、ジャンパーの神様に祈って設定。Macを起動。ここで起動できなかったらジャンパー教への信心不足。
4.
標準でアプリケーションのユーティリティフォルダにインストールされている「ディスクユーティリティ」で新品のHDを初期化し、パーティションを切る。するとHDは即座にマウントされる。
5.
外付けHDにバックアップしておいたHDのイメージファイルをダブルクリックしてマウント。
6.
マウントしたHDデータを新品のHDにドラッグ&コピーしたいのをぐっとこらえて、CCCを起動。今度はイメージファイルを作らない設定に環境設定を戻し、新品HDにマウントHDのデータのクローンを作成。これでうまくいったはずーと祈る。
うまくいきやした。ほとんど回り道なしで到着。
でも、ホントはドラッグ&ドロップで行けたりしてね。でもそれほど遠回りではないでしょ。
そういうわけで、今日はiTunesやiPhotoのデータをまとめたりしております。
投稿者 oshige : 2003年5月24日 12:02
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