« 貧乏ひもなし | メイン | ハシボソミズナギドリ »

2005年5月28日

Y字焼け

幕張からの帰りの京葉線。通路挟んで斜め向かいに座っていた男性を見ると顔を切り取るように白い帯があった。耳の横からアゴを回って1周、ガン黒のファンデーションの塗り残しのように幅1cmほど肌が白い。
『あ!日焼けの跡だ』と気付き、はて?どうすればこういう日焼けになるんだ?としばし考えてもう1度見ると、白い帯は耳の下でY字に分かれて耳をはさむかっこうで後ろへとつながっていた。『なるほど!』と合点がいく。
安全帽(ヘルメット)のアゴヒモの日焼けだ。なんと男前なおじさんだろう。

--
東京駅を出て丸ビルへ。モスクワ帰りのフォトグラファーKと待ち合わせてビールを飲む。彼は鬱病で眠れなくなり、酒を飲んで薬(医者から処方された薬)を飲んだらハイになり窓から飛び降りそうになったらしい。自宅で1回、モスクワで1回。1回目は家族、2回目は通訳に止められて命拾い。そんなことがあり、モスクワも予定を返上して早めに帰国したとか。
ぼくらの歳はこれまでに蓄積したプレッシャーが体を突き破るところまで来ているのだろう。

投稿者 oshige : 2005年5月28日 08:46

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?