少女ソフィアの夏 甥っこに送る本を探して図書館の児童室へ。子供の本は手に取って見ないとわからない。甥っ子のリクエストにかなう本を探し終えて、ふと脇に見つけた本。リンドグレーン、ヤンソン、北欧の作家の本に共通なのはコケを踏んだ時の足の裏の皮膚の感覚。子供のころ好きだったのは、ストーリーより自然の樹や石の触感、白夜の光、風の冷たさ、本の中に満ちている空気だったんだとおもう。 前の記事 次の記事