シロチドリ(のお尻)

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今日の幻日はすごいなあと撮っていたけど、漁港でチドリちゃんたちを発見したら、どうでもよくなった。なにがなんでもチドリちゃんを撮るのじゃ、とほふく前進で近づく。チドリからは見えない角度だったんだけど、カラスのやつらが上を旋回して冷やかすのがじゃまでじゃまで、あんたたちは黙ってて!と言ってしまったが、チドリたちはそれどころじゃなくて、必死に波打ち際をつっついていた。チドリはチョコマカ動くし、その動きが変則的で読めないので、ファインダーに入れるのが大変!まだ冬羽で1羽だけ夏羽に変わりつつあるのがいた。

Yachoo! オンライン野鳥図鑑 シロチドリ
チドリは見た目もかわいいけど、しぐさがとってもかわいい。砂浜や干潟をチョコチョコっと走って、片足で地面をジワジワと探って、エサになる虫の振動を読むのです。

私は千葉の行徳に住んでいた頃に、原っぱを散歩していて偶然チドリのヒナを見た事があります。目の前の地面をタンポポの綿毛のようなものが転がっていく。そのかわいらしさに驚いていると、ヒナを守るために親鳥が私の前に躍り出てきて、わざとヨロヨロ歩いて手負いの振りをするのです。チドリの親は天敵に対してそういう行動をすると図鑑で読んでいましたが、まさにそれです。ヒナをもっと見たかったんですけど、親鳥の必死さに「ああ、ごめん、すぐ行くから」とあわてて後ずさりしました。成鳥もかわいいけど、チドリのヒナのかわいらしさはハンパじゃないです。あれ見ちゃったらもう。。。あの原っぱは今は住宅地とショッピングセンターになってしまいました。鳥たちはどこに行ったんでしょう。行く場所があったんでしょうか?

トンビ営巣開始