(IKEAのANNAさんより続く)
で、北欧のファブリック類がかわいいとおもうのです。わたしは子どものころ「やかまし村」や「長靴下のピッピ」などの著者、リンドグレーンの大ファンでした。こんなおうちで暮らせる子どもたちがうらやましい。
キッチンストーリー はむさくるしいオッサンの台所ですけど、セーターの地味な色合いとか、手押しソリとか、味わいのある小道具がたくさんです。
(郵便局にてより続く)
世の中からなくなってほしいと思うもの、その一つが、カスタマーサービスの「○○のお問い合わせは1番を、○○のお問い合わせは2番を。。。」という音声。自分の聞きたい事は何番に属するのか即決しなくてはならない。私は何事もスマートに決めたいという欲望を持っている。間違った番号を押して別のオペレーターに回されて同じ説明をするのはいやだ。一発で決めたい、でも何番かわかんねえ。むむむ。考えている間にも選択肢は増えていく。4番目を聞く頃には1番目を忘れている。あの音声の最中「お客様」の声が録音されていたら、かなりの頻度で「わっかんねえよ、そんなこと!」という声が入っているはず。だとおもう。(あたしだけ?)
あと、親切そうな振りして役に立たない事が多いのが「サイト内検索」。出てくるのは的外れな項目ばっかり。
その点、これはイイ!と思えるのは、IKEAのANNAさん。On Off and Beyondにも出ていましたが
On Off and Beyond: IKEAのAnnaさんボット
最近のお気に入り、それはIKEAのAnnaさん。(こちらのIkea米国サイトの左下に鎮座ましましてます)
ANNAさんは、質問に対して最も適切と思われる答えを一つだけ返す。選択肢が多すぎてこちらが迷うということがないのです。IKEA日本では日本語で答えてくれます。このジョークもおかしかった。
On Off and Beyond: IKEAジョーク
して、その組み立て説明書は、世界共通で使えるよう「イラスト」である。わからねー。
IKEAは昔、船橋ららぽーとのアクタスの中に1コーナーとしてありました。当時展示されていた家具類は全体的に大きすぎて(わたしたちは手足が短い)うちには合わない。。。という印象でしたが、明解な柄のファブリック類は好きでした。当時買ったイチゴの花柄の布はカーテンになって長いことうちの窓にかかっていました。
(続く)
ATMに並んでいると、私の前のおばあさんが振り返ってSOS。「すみません、わたし初めてなんだけど、どうなってるのかしら」ハイハイおまかせくださいと見てみると「お取り扱いできません、インターフォンをお取りください」と出ています。横の受話器を指してこれでお話してくださいと言うと、おばあさんは受話器を耳に当てた。
「何を言ってるかさっぱりわからないわ、どうしよう」「代わりましょうか?」聞こえてきたのはおなじみの「○○のお客様は○番を、○○のお客様は○番を。。。」だめだこりゃ、つべこべ言わずにさっさと誰か出て、と思っているとカウンターの奥から局員さん登場。
入金しようとしたのに出来ないと言われて通帳も出てこないというおばあさんの説明に、ATMの鍵を開けて中の通帳を取り出す局員さん。そして一緒に再度入金をするがまた取扱できなくて通帳が出てこない。またATMを開ける。
おばあさんはすっかりへこんで「わたし機械初めてなのに、どうなってるの、もういやだ、こわい、こんなのいやだ」とずっと私に向かって話すのでそれをなだめるのに一苦労。初めての操作で懲りるともう2度とATMを使えなくなるだろうな。そうこうしているうちに順番待ちの列がずらっとのびて、後ろのOLさんの眉間のシワが怖い〜。おばあさんよりもOLさんをなだめる必要があったな。
その時、奥から別の局員さんが飛び出てきて「その通帳、ボウシツが出ています」と告げた。ボウシツ?「それで回収されたんだ。あの、この通帳、一度無くされて届けを出されませんでした?」という局員さん。えっ?並んでいたみんないっせいにおばあさんを見た。
「あ、あら何の事か。。。オホホホ」一瞬にしておばあさんと局員さんは形勢が逆転した。2度回収された通帳とおばあさんは局員さんに捕獲されて(いえ案内されて)奥に消えた。。。
ボウシツとは忘失のことか。店頭のATMを監視する装置が局内にあるんだな。忘失届けが出されたカードや通帳はATMに回収されるんだ。。。
というわけで次は私の番。年に1回の振込用紙による振込。今年は用紙を窓口に持っていくとATMの方が手数料がお得ですと言われたのでした。振り込んだのは「タゲリ米」。お米をちょっと高く買うかわりに、農家の人に水田で稲作を続けてもらい、渡り鳥の越冬地を確保するシステムです。
毎年届くタゲリ米のパッケージ
去年は白米、青米、黒米3本のモミが入っていました
(続く)