Tdf 番外3

今年のツールは今までと違った。それは日本人選手が参加したからで、レース中に何が起こったか、参加してる本人が日本語で詳しく語るのを聞けた、ってのが私にとっては大きかった。日本人が出てないときから長年自費でツールを取材し続けた、岩佐千穂さん、土肥志穂さんがいてくれてよかった。もしもせっかく日本語で選手から話を聞けるのに、取材する側がトンチンカンなことしか聞いてくれなかったらとっても残念だったろう。

わたしが観光目的で見始めたロードレースを、勝負モノとしておもしろいなあと思ったターニングポイント(いくつもあるけど)のひとつは、くりらじの宮澤崇史選手へのインタビュー。「レース中は脚を残すことに集中する。無駄に脚を使うと、脚が疲れるというより、脳が疲れる」「ゴール前でスプリンターが何をするか、そのためにはアシストはどう動かなくてはならないかを知ってもらうため、レースの時にユキヤを連れて前に出て行く。そうやって徐々に(アシストの)仕事をおぼえてもらう」みたいなことを言っていたとおもう。

サイクリングPodcast ~くりらじ~
2007年01月15日更新 BJの部屋_20070115

初めてスプリンターという仕事について、本人が語るのを聞いて、へーっと思った。それまでJSPORTSの解説で市川さんをはじめ偉大な元選手の話はきいていたが、海外で働いていた日本人はほとんどがアシストで、スプリンターの話は聞いた事がなかったのだ。

新城幸也選手がステージで5位に入ったときも、そのときの話を思い出していた。チームのエースが落車に巻き込まれ、反対側にいた新城選手はとっさにスプリントすることに。本来の役目じゃないけど、できちゃった。「宮澤選手、ありがとう。あなたの教育のおかげです」私は心の中で言いました。

ゴール前での位置取りをレース以外で鍛えるとしたら、それは高速での車線変更だそうです。でしたら奥様!あたしたちにもわかりますわよ。スーパーでどのレジに並ぶか、と一緒ですわね。列の長さ、レジ係の人の熟練度、並んでいる人の年齢やカゴの中身を一瞥して、ここが早い!と判断しますわね。値段がわからなくて応援が呼ばれたりというアクシデントが発生した場合は、別のレジに並び直すか決断しますし。

あと、ゴール前には列車を作らないとなかなか入れてもらえないそうで、19stの別府選手のように単独でゴール前に入るのはそれだけで大変そう。それを毎回軽々とやるマキュアンはやっぱすごい。

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もう一回よく聞いて見たら、水谷選手の話とごっちゃになってました。_(u_u)_ この回はオススメ!
サイクリングPodcast ~くりらじ~
2006年12月30日更新 BJの部屋_20061230

今シーズンで残念ながら引退をされた、 元チームVANGサイクリング、水谷 壮宏さんです。
フランスのご自宅からスカイプでたっぷりと話をしていただきました。スプリンターは何を見ているのか??ヨーロッパと日本のレースはどう違うのか??何をきっかけに引退を決意したのか??
色々な質問に気さくに答えていただいました!!