この夏読んだ本

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44) (単行本)

漢字全てにルビがふってあり、著者が隣に座って話しかけてくれているような演出の「よりみちパン!セ」シリーズ。これは、装飾・ジュエリーから、世界史を語った本。著者はケルト芸術の研究者。興福寺の阿修羅は造形的にすばらしいだけでなく、その肌を飾るネックレス、リボン、スカート、髪形なども非常にオシャレ。それらの装飾品はシルクロードで西方より伝わった。きらきら光る美しいものを求める心は世界共通。各地に残る遺物の旅。イタリア、ラヴェンナのモザイクもこういう視点で見たことなかったな。この著者の別の本、専門のケルト美術について知りたいと思い始める。

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) (単行本(ソフトカバー))

京都異国遺産 (単行本)

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免疫の意味論

免疫・「自己」と「非自己」の科学 (NHKブックス) (単行本)

心はどのように遺伝するか―双生児が語る新しい遺伝観 (ブルーバックス) (新書)

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闇の子供たち (幻冬舎文庫) (文庫)

救いようのない話の最後にかすかな希望が。

かかわってしまった人からは、のがれられない。その人が幸せでない限り、たとえどこに行こうと自分も幸せにはなれない。そのことを受け入れながらいきてかなきゃならないんだよ。