「人は放射線になぜ弱いか」に記述のあった、
ベラルーシで子どもの甲状腺腫瘍が増えたのは、検診のしすぎ。「死体解剖をして甲状腺を調べると数個の腫瘍がみつかることがふつうであるといわれている、甲状腺腫瘍は悪性なものはまれである。したがって、がん検診が有害である場合の証拠がチェルノブイリ事故の調査の影の部分に存在すると思われる」(p248)
というのはやはり間違い。という意見。
Twitter / @ShinyaMatsuura: 読む。 甲状腺微小癌の話:六号通り診療所所長のブログ ...
これを見ると0~14歳の小児の甲状腺癌は、
被曝後10年くらいにピークがあり、
15~18歳時の甲状腺癌は、
被曝後15年にピークのあることが分かります。つまり同じ甲状腺癌でも、
こうした経過は、
その発症の仕方には幾つかの違いがあるのです。
検診のバイアスにより生じたものとは、
説明し難いものだと僕は思います。