環境を知るとはどういうことか

環境を知るとはどういうことか (PHPサイエンス・ワールド新書) [新書] 養老 孟司 岸 由二 (著)

三浦半島の小網代の森について知りたかったのです。多摩丘陵と三浦丘陵がつながっていることも(イルカのかたち)知りました。とうことは、三浦半島縦断トレランって延長して高尾山までつなげることができるってことかあ。著者は流域思考というのを提唱しています。これ、自転車乗る人なら自然にそう思いますよね。サイクリングロードは川沿いですから。自転車海苔のひとは、ホームはタマサイですとか、境川を走ってますとかいいますもんね。船とか自転車とか、エネルギーを使わない交通は川沿いですね。

あと、川沿いの上空は風の道でもあります。野鳥を観察していると、鳥が通勤に使っているのをよく見ます。同じルートを、パラモーターの人も使っているのをみると、くすっと笑っちゃう。茅ヶ崎は海からの風が強くて作物が枯れることが多いのですけど、谷戸と呼ばれる谷間の湿地は、もし菜園をもつならココだな〜〜と思っちゃう。そういう場所は古くから田畑に使われていて、ですよねえと納得してしまうのでした。