お正月です。おせちがあるので夕方出かけても大丈夫ってことで、駅前の樹にくるハクセキレイたち、一体何羽ぐらいが来るのか、数えてみました。
彼らは日没頃周辺からいったん駅舎に集まります。東西南北いろんな方向から飛んできます。2〜3年前、この駅舎の屋上がどうなっているか見たくて、さらに高い駅ビルの屋上に上がってみたことがあるのですが、16時半になると警備員さん二人組が来て、追い出されてしまいました。
ハクセキレイが集まり始めるのは、日没少し前。まずは駅舎の屋上と2階部分に集まって、様子をうかがっています。
16:41 日没
ーーー通行車がフォグランプを着けるぐらいの明るさ
16:46 最初の1羽が偵察に樹のそばまで飛んできてまた戻る
16:53 もう一度1羽が偵察に樹のそばまで飛んできてまた戻る
ーーー通行車がライトを着ける明るさ
16:55 東側の樹に最初の1羽が下りる
16:57 西側の樹に最初の1羽が下りる
17:06 最後の1羽が西側の樹に下りる
17:11 それぞれの場所が決まって静かになる
17:16 日暮れ
駅舎から樹に入るまで、あっという間です。10分ぐらいの間に次々なだれ込みます。
こういうカウントっていうんですか、数えるのは初めてです。カウンターアプリを使おうかと思いましたが、途中で分けわかんなくなった場合、取り返しがつかない。手堅く紙にメモすることにしました。これがあなた、下りる樹が2箇所に別れているので、右見たり左見たり、右行くと見せかけて左とか、いったん左行ったのがやっぱり右とか、ああーそっち行くんじゃない!とかぶつぶつぼやきながら必死。見逃したのもかなりある。駅舎の屋根のふちにずっーと留まっていて、なかなか下りられない子がいて、最後近くにやっと下りると、あーよかったよかったと胸をなで下ろしたり。
そして、帰ってからメモした数を集計するのに一苦労。なんだこのメモ!どこまで足したかわかんなくなる。ここで登場、カンターアプリ。足すんじゃなくて、数字をカウントしていくことに。何度もたしかめた結果、西側の樹2本に152羽。東側の樹2本に141羽。合計293羽でした。結果がすぐわかるよう、タイトルに数字付けとこう。300羽でも這々の体なのに、何万羽ってどうやって数えるのだろう?
ハクセキレイが昼間過ごしている場所で飛び立つときによく聴かれる、チチチという声(わたしは捨て台詞と呼んでいます)は、聴かれませんでした。かわりに、えーとあー忘れた!録音しようと近づいてiPhoneでビデオを撮ったのだけど、ボタンを押すと鳴いてくれない。
明るいうちに来て、羽根が落ちていないか探しましたが、フワフワのダウン状のが1枚だけでした。
ブレブレ写真!