道ばたに白い羽毛がたくさん落ちていて、ん?と見ると、ノスリでした。死因はわかりませんが、背中をむしられて穴が空いていました。何かのアクシデントか飢えで落ちたところを、カラスに突かれたのかな?
下まぶたにまで小さな羽根が生えています。口の周りは針金のような毛。猛禽類のクチバシです。
獲物を追っていて、車にぶつかったのかなあ。尾羽の先端はボロボロに擦り切れていました。猛禽に生まれるってどんななんだろう。過酷な一生なのかな。毎日がレースみたいな。
カラス?がむしった背中の羽毛を少しもらってきました。風切羽をもらいたかったけれど、ちょっとひっぱったぐらいでは抜けません。まだ新鮮でやわらかく、羽根をいただくのがしのびなかったので、そのまま去りました。
ノスリその2
去年(偶然同じ2月25日)、葉山の山の中の沢を歩いていて、ノスリの羽根片側分を拾いました。
ノスリその3
先日、山道で歩いているシロハラを見ていると、羽根の裏側が白い猛禽がすーっと山肌沿いに下りてきた。わたしは、襲われる!と(自分がかなり大きい事を忘れて)カキーンと緊張しました。それ(ノスリ)はわたしのすぐそばの枝に止まり、シロハラを見たあと、んんん?とわたしを2度見して、あっ!という感じで飛んで行ってしまいました。その樹に止まった時の顔。あれ?かわいい。飛んでいないときのノスリは小さくてかわいい。
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写真をよく見ると、初列風切のp5,p6,p7の3枚がない。尾羽も12枚あるはずが、6枚しかなかった。誰かがすでに頂戴した後だったのかな?わたしならノスリの特徴がよく出ているp8,p9,p10の方が欲しいけどな。
翌々日見ると、おなかと背中、腿、顔まですっかり食べられて、きれいに骨だけになっていた。このエリアにはハシブトガラスとトビとハヤブサがいる。