チョウゲンボウ

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砂防林の背後の芝生の広場で、カラスとチョウゲンボウがじゃれ合っているのを発見。自転車は入れないエリアなので、えんえん歩いて行ってみると、そこはハクセキレイの幼稚園でもありました。うちの近所のハクセキレイ幼鳥は今年は1度しか(7/22)姿を見ていません。どうしたんだろう、みんなどこに居るのかなとおもっていたら、ここに居たのねー。

この広場は犬と自転車は立ち入り禁止。広い芝生に人も居ず、鳥や乳幼児にとって安全。シャリンバイの実がなり始め、大きな株にハマゴウのつぼみがたくさん。ムクドリの群れがいる日もあります。

その日は2羽のチョウゲンボウが、カラスをからかったり、ハクセキレイを追いかけたりしていました。チョウゲンボウはカラスより一回り小さく、翼がピンととがっていて、空中でホバリングすることができます。強風の中でもピタっと静止し、ターゲットめがけて垂直降下。ずっとみているとおもしろいです。

チョウゲンボウに追いかけられたハクセキレイの幼鳥たちは、ソテツの葉の中に避難してかくれていました。ハクセキレイ成鳥の色の白黒の割合は個体差があって、ほとんどセグロセキレイじゃないの?というのもいます。セグロがいないかなと探しましたが、この草地にいるのは全部ハクセキレイでした。

以前、この広場の中でドバトの羽根が散乱しているのを見たことがあります。ハヤブサにやられたのかな?今年ハヤブサを見るようになったのは、この餌場ができたからなのかな?犬と自転車を閉め出すことで小鳥の天国が出来、そこに猛禽類がやってくる、小さな生態系が出現。おもしろいな。