永続敗戦論――戦後日本の核心

永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04) 単行本 - 2013/3/8 白井 聡  (著)

著者は1977年生まれ。わたしと同年代の人は、すでにわかっているけど口に出したくないことを一々書いてくれたという感じ。こうやって出版物にして残しておくのは大事だな。後世の歴史学者や社会学者が、当時の日本人の心情とかいって引用に使うのに便利だし。と思いながらamazonのレビューを見ると「目からうろこ」なんていうタイトルのもあって、すでに、うやむやにしておきたいことを、明文化する効果が。いいよ、どんどん活字にして若い人に読まれるべき。ただ不必要に難しい言葉で書かれている割には退屈なので眠くなる。