一昨年、去年にならい、一応今年も相模川を渡るヒヨドリを調べました。2016/10/12~11/05の大体晴れた日、のべ15日間に観察した総数は13,404羽でした。
西行き 9058 (134グループ)
東行き 4140 ( 86グループ)
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合計 13198 (220グループ)
・雨や曇天が続いた後の快晴の日にたくさん通過する。たくさん通過した後数日は、快晴でも通過しない。
・夜が明けて直射日光が射してから1時間ぐらいがピーク。それ以後の時間帯は群れが小さく途中まで渡っても戻ってきてしまう。
・数が多い群れは、対岸ですぐに下りずに遠くまで飛ぶことが多い。
などなどが毎日見ているとわかってきて、今年はシーズン中最も数の多くなる日を、前日に予測することができました。
西(群れ) 東(群れ) 合計(群れ)
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10/12晴 2109(30) 849(16) 3164(46)
14曇 340(30) 302(16) 642(10)
15晴 818(10) 786(12) 1604(22)
16晴 155(07) 218(06) 373(13)
18曇 0(00) 0(00) 0(00)
19晴 50(01) 0(00) 50(01)
20晴 1328(22) 58(04) 1386(26)
23晴 0(00) 0(00) 0(00)
24曇 11(02) 0(00) 11(02)
25晴 3157(15) 710(17) 3867(32)
26晴 821(14) 629(06) 1450(20)
27晴 0(00) 0(00) 0(00)
31晴 0(00) 578(08) 578(08)
03晴 0(00) 0(00) 0(00)
04晴 269(03) 10(01) 279(04)
05曇 0(00) 0(00) 0(00)
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合計 9058(134)4140(86)13198(220)
最初の調査の動機は、ヒヨドリはなぜ東へも飛ぶのか?でした。猛禽類の渡りのように、毎日西へ西へ飛ぶならわかりやすいんですけど。北海道と本州の間の海峡や真鶴岬の先端など海上の距離が長い場所で、逆に移動しているヒヨドリの話ってきいたことない。あと、相模川の沖の江ノ島〜大磯間を逆行している群れも見ていない(気がする)。相模川を渡るのは、長距離移動の合間のオプショナルツアーのコースなのでは?相模川より川幅の広い場所、大井川とか?ではどうなんだろうか?
去年の結果を自分のblogで読んで
- その数日後、浜口哲一先生の「バードウォッチング入門」という本を図書館で借りて読んでいると、相模川河口では12月になってもヒヨドリが渡ることがある、とあった。
10月いっぱいで終わりじゃないのか。。。うむむ。ううう、来年のこころだ!
あと、今年はハヤブサを見なかったなあ。