三木成夫に師事した人が、師匠とその業績を紹介する形になっている。つまり前線の報告書ではなく、後の世代の人による物語なので、ソフトタッチで要所が語られている。ということで読んでみました。
本を読むだけで記録するのをさぼっていたので、感想を忘れかけています。あとで思い出したら追加するけど概略だけ先にアップしていきます。
何を読んだかは、iPhoneアプリの「ビブリア」で本のバーコードを撮影して記録、勝手に題名と表紙の画像に変換してデータベース化してくれます。
メモ:
三木成夫の世界
肉の隙間に石灰が沈着して骨を形成する
四肢は脊髄の延長
人体は管
顔は管の一端が外に見えているもの
感情は内臓に依頼する
内臓
吸収系(消化、呼吸)
循環系(心臓、血管)
排出系(泌尿、排出)
生殖器系
は植物系
胃は宇宙のリズムとつながっている。空になり次第お腹が空くというものではない。
呼吸だけは意識しないと出来ない。横隔膜の筋肉は動物系。思考や他の意識と同時に出来ない。特に吐く行為が難しい。
呼吸器は進化において後発の器官
胸郭を上げることによって広げている。緊張すると広がり吸うばかりで吐くことが難しくなる
呼吸のリズムと波のリズムに関連があるのではないか。(魚の水のうねりを感じる器官がエラの神経とつながっている)
循環系の中心は心臓でなく腸。血管は元々栄養を運ぶために発生した。心臓は途中にあるポンプ。
血液の働きは、体内に侵入する異物の警備(白血球)
便の色(黄色)は赤血球の死骸によってできたもの
大便=(宇宙からの)大きな便り
顔同様、肛門で個人を識別できる
屁とわかる尻の感覚
胎児は受胎から30日を過ぎてわずか1週間で1億年を費やした脊椎動物の上陸誌を夢のごとくに再現する
32日目 魚、エラ、ヒレ
34日目 カエル 水かき
36日目 爬虫類上陸、つわり
38日目 犬
個体発生は系統発生を繰り返す
人間は星