槍ヶ岳開山 読了

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新田次郎「槍ヶ岳開山」を読了。

江戸時代、大塩平八郎の反乱など飢饉により百姓一揆があったころの話。笠ヶ岳と槍ヶ岳を開山(笠ヶ岳は再興)する。
播隆上人(ばんりゅうしょうにん)という実在のお坊さんの話を軸に、槍ヶ岳のような険しい山にお堂を建て登山道を作る意味が書いてある。なぜ山に登るのか?という問いは「孤高の人」でもひとつのテーマだったが、この本もまたテーマのひとつ。

「孤高の人」が10点満点の8点とすれば、この本は4点、おまけして5点かな。
北アルプス穂高連峰の山々、笠ヶ岳、槍ヶ岳、涸沢あたりの昔のようすがわかる。