Flashプロジェクタを作る案件があったんです。で、プロジェクタをフルスクリーンで表示する仕様だったんですが、FLVが勝手にフルスクリーンで表示されてしまう現象に出くわしました。
開発終了段階になって、いよいよプロジェクタにしてテストしたらこの問題に直撃。
そう言えば誰かにそういう質問を受けたことがあったのを忘れてました。そのときは、「ふ〜ん、そうなんですか・・・」と流していたんですけど、それを聞き流したのは大きな失敗。
どうにもならんとあきらめかけたところで、「いや、数年前の案件ではそういうことなかったよな、記憶違いかな?」とか思い直して再トライ。
この問題、解決できました。この現象はFLVPlaybackコンポーネントを使ってFLVを再生すると起きるのです。直接Videoクラスを使ってFLVを表示したところ、プロジェクタをフルスクリーンにしてもFLVが勝手にフルスクリーンになることはなく、めでたく解決。
FLVPlaybackコンポーネントの使い勝手が上がったので、最近はVideoクラスを直接利用することはほとんどないよねと思ってましたが、こんなところで助けられるとは。やっぱVideoクラスの使い方も勉強しておきましょうね。
本書を持っている人は、Chapter07で解説してます。今回はp.302で解説しているVideoSpクラスがそのまま使えたので、速攻でプログラムの差し替えができて事なきを得ました。実践に使えて我ながら感心したぞ。(^ ^)v