相模川河口の池のカモ

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ヒヨドリを観察していると、川の上空を川に沿ってカモが飛んでいます。海の方から入ってきて、旋回した後、池に下りているようです。帰りに池をのぞいて、カモも数えていました。

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10月中旬から相模川河口上空を通過し付近の池に着地するカモが増えてきます。最初はヒドリガモ。つづいてカルガモやマガモが増えてきます。渡り鳥が増えるのはわかるのですが、留鳥であるはずのカルガモも集まってきます。

カルガモやマガモはずっと池に居ますが、ヒドリガモは1ヶ月ぐらいで池を出て周辺の川や河口付近の海上に分散します。渡ってきた最初の1ヶ月、池に過密状態でいるのはどういう理由なのでしょうか?ここが渡り途中の重要な地点(ハブ空港に隣接したホテル)ではあるけれど、長期滞在には向かないということなのでしょうか。

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ヒドリガモとアメリカヒドリとの交雑個体(右から2番目)。アメリカヒドリでは?と思われましたが、背中の色がかろうじてヒドリガモでした。数日後、同じ特徴の個体が相模川の支流の小出川(こいでがわ)の中流で見られたと、湘南タゲリ米の三翠会のfaecbookページで知りました。彼はここで数日過ごした後、支流の上流のほうへ移動したのか。

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ヒドリガモの激しく白化した個体。これはかなり珍しく目立つと思いますが、その後この個体の目撃例はきいていません。ここでしばらく過ごした後、さらに西へ移動したのでしょうか?

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池の周りの芝生に上がって餌をとるヒドリガモたち。何を食べているのか?草?ドングリ?ここは私有地なので入って確かめることができません(だから鳥たちは安心して休めるのかも)。
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「お前ら、誰にことわってここにおるんじゃ!」(ハシブトガラス)「キャー」(ヒドリガモ)
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「全く、ちょーっと目を離すとこれじゃけん(なぜか広島弁)」「よう見張っとけよ!」(ハシブトガラス)
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