■フレームアクションでのfunction
functionを使ってフレームアクションで関数やメソッドを定義できます。基本的な考え方はクラス定義で使うfunctionと違いませんが、フレームアクションではfunctionに対してpublicやprivateといった属性を指定できません。
メインのタイムラインのフレームアクションで定義したfunctionはメインのタイムラインでのみ有効となり、同様にムービークリップのフレームアクションで定義したfunctionはそのムービークリップのタイムラインでのみ有効な関数およびメソッドになります。
[:note:]
ActionScript 3.0からは、functionを定義してあるキーフレームを再生していなくても利用できます。
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■オペランドとオペレータ
ある値に対して演算を行い、新しい値を作る記号を演算子といいます。簡単なものでは加算の記号の+があります。演算の対象となる値や変数のことをオペランド(operand)と呼びます。1+2ならば1と2がオペランドです。演算子はオペレータ(operator)です。また、オペランドの個数によって単項演算子、二項演算子、三項演算子という呼び方もします。
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■繰り返しの処理
同じ処理を繰り返し実行したい時にはforやwhileを使うと便利です。forステートメントにはオブジェクトのプロパティや値を順に取り出すfor..in、for each..inの書式もあります。for..inとfor..each..inについては「2.9 配列とオブジェクトの走査」で説明します(p.??)。
なお、少しずつ座標を移動するといったアニメーションの繰り返し処理を行う場合はforやwhileを使わずに、flash.events.EventクラスのENTER_FRAMEイベントやflash.events.Timerクラスを利用して画面書き換えを繰り返すようにします。
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■条件分岐
条件分岐にはif、switchに加えて?:演算子を利用できます。条件分岐とは「50点以上なら合格、50点未満は追試」のように、ある条件の評価結果によって処理を分岐する機能です。条件式は結果がtrueまたはfalseになる式を論理演算子を使って作ります。または、変数やプロパティの値がBooleanデータ型になるものをそのまま利用することもできます。
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