旅行者の朝食2

「ハルヴァ」はイランあたりが起源で、旧オスマン帝国の領域などアラブ人が行き来した地域に分布しているそう。スペイン、シチリア、ギリシャ、東欧、中近東はもちろん、中央アジア、インド、なんと日本の「求肥」「落雁」も同類のお菓子らしい。てことは経由地の中国にも似たようなお菓子があるはず。。。だよな、と思いつつ寝たら、思い出した!桂林の遊覧船で出たお茶菓子。外見は雷おこしみたい。紙で包んだ長方形のバー。開けて食べようとすると、手で持てないほどボロボロ。指でつかむのはあきらめて、包紙からザラザラと口に入れると、うむむー?焦がした小麦粉とお砂糖を油で固めてみました。て感じだった。たしかにあれはハルヴァと落雁の中間に位置するものかも。あれは14年前だった。あの素朴を通り越して原始的なお菓子はまだあるんだろうか。

包み紙の中央に「ここにお菓子を置く」という目安のカッコが印刷されていました。