実はわたし、シャミが外でなにしてるのか知りたくて、
後をつけた事があるんです。
平塚のネギ畑の中の一軒家に住んでいた頃。
1日2時間以上外出した事なかったのに、
丸1日帰ってこなかった日の次の夜。
彼女は月の光に輝くネギ畑の中を走って虫を追い
駐車場を横切り1台1台のタイヤの匂いを嗅ぎ
裏のアパートの赤ちゃんがいる部屋をのぞいて
若いお母さんが歌う子守歌を聞いてました。
わたしは月明かりを頼りにシャミについて
フェンスを越えたり塀をよじ登ったり
けもの道を強行突破。逮捕されなくてよかった。
シャミはそれから隣の敷地との境界に立つ高い木の枝に寝そべって
風に吹かれながらずーっと遠くを眺めてました。
その間、わたしも1時間ぐらい木の下に立っていました。
アホか?もう付き合い切れん、帰ろうと歩き始めると
シャミも木から降りて一緒に家に帰ったのでした。
昔、ミア・ファロー主演の「フォロー・ミー」という映画がありました。
何も言わず後をついていくだけで、かなり相手を理解できる時がありますよ。
あ、でも相手と合意の上で。逮捕されないように気をつけてね。
ま
なんか、一緒にかえるときのシャミとR子さんの様子、
「さ、かえろうか」
ってシャミのほうが言うの。
想像すると映画の1シーンっぽくてすんごくステキ!!
り
それがねえ。。。帰るなり「メシ!メシ!」って言われました(笑)
り
猫にとって飼い主とは何なのか?
気まぐれで不実な女に振り回される男の気持ちって
こういう感じなんでしょうかねえ。
ゆ
猫にとって飼い主とは…下僕どもであります。
り
(笑)やはり、そのようでありますね。