日豊線、大分←→宮崎間に「そうたろう」という無人駅があります。単線の離合のために、列車はこの県境の峠の駅で一旦停止します。ドアが開くことはないのですが、10分ほど止っています。周りは深い山で、駅から見える道の向こうは谷川になっているようです。駅の横に一軒家があります。
わたしはここを通るたびに、こんな寂しい所に住む気持ちはどんなだろう?といつも思っていました。そして、いつかここで降りて周りをブラブラしてみたいと思っています。
今年は時刻表を写すことが出来ました。な、なんとここに止る列車は上り下り合わせて1日6本です。
線路の脇にポストのようなものが立っています。これは何なんでしょう?柵に守られたきゃしゃな1本足。
傾いた電話ボックスがぽつんとあります。ここで遭難した人が助けを求めるのか?
同じ風景でも列車の車窓から見ると感傷的な感じがします。
フグで有名な臼杵駅です。臼杵の街並みは、古いお屋敷が残っていて、とってもレトロチック。写真が趣味の方にはたまらない所だと思います。ここで写真&フグ三昧のオフ会なんかやったらいいだろなー。
大分市の実家に着いて。庭にそびえ立つアンテナ塔。私と妹が子どものころ、無線マニアだった父が郊外に新しい土地を買ったからと、家族で見に行ったら、家が建つ前にすでに塔ができていたという。園芸が趣味の母は造園計画が台無し!と憤慨していましたねえ。
今は携帯に取って代わられて無線人口も減りました。無線のアンテナも下ろしてあります。でも台風の時は実家のコレが倒れないか心配なんですわ。そうそう、74歳になる父がiPod Shuffleを使っていたのには驚きました。