今年のおせちの反省

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今年はマンションに引っ越して以来初めて七輪を出した。この小さな七輪はお餅をちょこっと焼いたりするのに便利。炭の匂いはお正月の匂い。

今年のお煮しめは飾り切りをちゃんとした。ニンジン、レンコンをちまちま刻むのは疲れた。でもごぼうを管ごぼうにするのはもっと疲れた。死ぬかと思った。もう管ごぼうやめとこう。

なます類の酸っぱさが他のものにうつらないよう、毎年悩む。菊花カブをユズの皮に入れるのはいいかもと思ったけど、今度はユズの香りが隣のローストビーフにうつってしまい微妙だった。牛肉の八幡巻きはしゃぶしゃぶ用肩肉を使ったのでちょっと固かった。

一の重は全部市販品。豆と昆布はフジッコで、その他は少量パックを神奈川生協の宅配で。一応こぶ巻きや栗きんとんを自分で作ってみた年もあるけど、結局どんなにがんばっても市販品の方がおいしいということがわかったので。黒豆は松葉に刺した。刺すのは面倒だけど、食べるときに取り分けやすいし、重箱が豆の煮汁でベトベトになることがない。

そしてもちろんおせちもねらわれていた。

残った炭に土瓶をかける。部屋の中でシュンシュン音がしているのはいい感じ。ちょっと急須にお湯を足してお茶を飲めるのもいい。少々部屋が煙くなるが。

お正月ぽい道具を買うとしたら、今が安くて狙い時。お屠蘇のセットとかあるといいのかな、と思う。けど、お屠蘇をおいしいと思った事ない。ベビーシャンパンの方がいい。ほんとに好きなのは缶チューハイのイチゴ味。

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