知らない人にサクランボをもらう

気になる他人の庭ファイルNo.3。

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ところで、このお家ではないのですが。

アジアコーヒーまでタンドリーチキンのスパイスを買いに行く途中、とってもかわいい赤い実のなる木を発見。鳥に食べられないようネットをかけてある。道端に自転車をとめてカメラで撮っていたら、そのおうちの引き戸が開いて人が出てきた。ヤバっしかられるのか?そしたらそのおじいさんは片手に花ばさみを持って、にこにこしながら「どうぞどうぞ」とおっしゃる。

「きれいな実ですね」というと「どうぞ味を見てください」と枝を切ってくれた。そのおじいさんの笑顔が輝いていてハンサムなこと!わたしの興味は赤い実からおじいさんに変わった。「すてきな笑顔!お写真撮らせてください」いやいやそれはだめ、おじいさんは笑って手を振りながらお家に逃げて帰った。「ありがとーございましたー」

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振り切れた幸せな気持ちの針が元に戻ったはずみで、少々罪悪感まで落ちてちょっと胸が痛くなる頃(それはいつものことで意味のない生理現象)葉っぱをよくみるとサクラだと気がついた。とういことはこれはサクランボ。

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おいしかったです。そしてわたしは枝からサクランボをもいで食べてみたいという願いまでかなったことに気がつきました。