6 04, 2007

ジロ2007

ああ、終わってしまったジロ。夜が静かだ。今年のジロは

サルディーニャ島3日間
意外!きれいなヴァカンス地だった。私が知っているサルデーニャは多田富雄の「イタリアの旅から--科学者による美術紀行」の始めのページに出てくる、蚊がブンブンの湿地。蚊が多くその蚊が仲介するマラリア多発地帯で、人々は長年マラリア病と共に生きてきたので、中には遺伝的にマラリアへの耐性を持った人がいて、しかしその遺伝子は血友病も引き起こすという性質を持っている、免疫の研究者にとっては興味深い土地であり、免疫学会は毎年イタリアのサルデーニャで開かれることになっているという。。。またはトマス・ハリスの「ハンニバル」に出てくる極悪非道な誘拐犯&殺し屋の故郷。サルデーニャなんかに行った日にゃ蚊に刺されまくって全身腫れてマラリア病になって羊飼いに誘拐される。。。といいイメージがなかったのです。テレビで見るサルデーニャは明るくてウキウキして不倫カップルが浜辺で寝そべっている能天気な場所でした。

ロバのブルセギン(13st)
TTで優勝したブルセギン。彼は実力がありながらアシストに徹する仕事人。趣味は「自然」。自宅でロバをたくさん飼っているので有名で、キャップにロバの耳をつけた人がいたら、彼のファンということらしい。
>CYCLINGTIME.com : 無欲で勝った「ロバを飼う優しい男」 ヒルクライマーが負けた上りTTの謎

久々にガルゼッリが勝つのを見た(14st)

ペタッキが列車の力を借りずに自力でステージ優勝(3st)
ペタッキの後ろには彼の牛乳列車を横取りしようというハイエナスプリンターが群がる。前日その一人にただ乗りされてアッタマキタのか?この日列車なしの長距離スプリントでゴール。表彰台の裏側で喜ぶチームメイトの姿が映っていた。そこに白戸さんが「おれたちの力が無くても自分で勝てるじゃないか(やっぱおまえはすごいよ)」と勝手な妄想セリフ。それにぐっときて涙するあたし。
CYCLINGTIME.com : ゴール後泣き崩れるアレッサンドロ・ペタッキ

ペタッキが山岳ステージを通過

ペタッキが最終ミラノまで完走、ペタッキ2.0に進化。

マヨマヨ復活(19st)
ナント!マヨがやっとやる気を出した。この日のJSPORTSの解説はサッシャ&栗村のわれらワールドに加えて、無敵の女子選手、沖美穂さん。「お気に入りの選手なんかいるんですか?」という問いに「私男子選手の名前がよくわからないんですよね」沖さん男前〜ステキ。ずっと逃げ続けるマヨについて散々話した後、ぽつりと「実は私マヨのファンなんです」「ええ〜〜っ!」(なんで早く言わない?)「だって名前が短くておぼえやすい」そこで栗村さんぶっこわれ。公共放送で解説者がヒーヒー言ってるのを初めて聞いた。。。話をよく聞くと沖さんが好きなのはマヨのアグレッシブな走りぶりであって、短い名前でなないそうです。


CYCLINGTIME.com : ジロ・デ・イタリア2007
総合優勝者当てクイズはマッツォレーニにしてハズレ。ギロのぬいぐるみほしかったなあ。(オンラインショップで売ってるんだけど)16日からはツール・ド・スイスが始まる。別府君出ますよ〜。

イタリアの旅から--科学者による美術紀行 (単行本)

0 Comments: Post | View |
ツイート