というのを、谷根千ウロウロさんの記事で読んでなつかしくてたまらず、もうイベントは終了していましたが、谷中にぶらぶらしに行きました。私がちょうど東京に出てきた頃、この谷根千が創刊されました。以来季節ごとに谷中に散歩に行っては買い続けました。今みると34号まで手元にあります。
湘南に越してからも、上野の美術館や東京文化会館には何度も行っているので、ついでに寄れないことはなかったのに、なぜかいつも時間がなくて、行けませんでした。
日暮里で降りて、まず駅がきれいになっているのに驚愕。オロオロしながら西口へ。おせんべいやさんや飴やさんがまだあるのにほっとし、谷根千ウロウロを見て、一番行って見たかったガラスやさんnidoへ。
それから路地から路地へ。普通の家の軒先にも不思議なものがいっぱい。民家の玄関先に、凝ったディスプレイのように見えて、近づいてみると、おもいっきりジャンク!だったり
まあ趣が。。。とよくみると水草まで全部ビニール製だったり
盆栽のようなサボテンがあったり
分かれ道の大きな木の下のパン屋さんは、まだあった。
谷中に通っていた頃、わたしは千葉の行徳という埋め立て地のはずれに住んでいました。そこはそこで、蓮畑が広がり、野鳥がたくさん来るいい所でしたが、駅からアパートまでの道は碁盤目状に整備され、建物はすべて新しく、人工的な風景でした。
谷中に来るとお寺の境内に高い木があり、道は必ず勾配がついていて微妙に曲がり、古い民家がたくさんありました。わたしは子どものころ祖父母と同居していましたので、おじいちゃんおばあちゃんが道を歩いている風景がなつかしかったのかもしれません。
谷中から上野へ。お祭り中の芸大の中を通って、博物館へ。法隆寺宝物館で静かなときを過ごし、染付展を見て帰宅。
やまだ
谷根千へいらっしゃったのですね。
nidoは作品もいいですが、もと洋裁教室をいかした工房もいいでですよね。ステンドグラス教室(手鏡orキャンドル立て)も、機会があれば体験されてると楽しいです。
それにしても34号まで揃った『谷根千』バックナンバーは大変貴重です。大切にして下さい。
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ずっと不変だと思ったいた街もいつしか変わっていくものですね。あるときの、ある街の、ある暮らしを、庶民一人ひとりから聞き取って記録した、「谷根千」は本当にすばらしい仕事だとおもいます。
わたしにとって今は、やまださんのblog「谷根千ウロウロ」がそういう存在です。