慢性腎不全のシャミ先生。エサを腎不全用ウェットタイプだけにして、ドライフードをやめたら、かなり状態が改善された。いままでどおり週2回100ccずつソルラクトを輸液するほか、マイランを飲んでいるが、あまりありがたみが感じられないのか、協力的で無くなってきた。
それまでは、体の水分量が減ってくると「たのむ、ちょっと打ってくれ」とねだるようなそぶりを見せ、点滴の途中で「ああーいいわー」と酔っぱらいのオヤジのようにべろーんとなっていた。点滴ジャンキーか?それが今は「まあしようがない、ちょっとだけな」という感じ。
体重はリバウンドして3.6kg。ふだんが3.2kgで、入院前はやせてしまって2.8kgぐらいだった。うちの獣医の先生は太りすぎにとっても厳しく、検査のたびにダイエットするよう指導され気をつけていたのだけど、腎不全になってから、やせてしまうのが怖くてついつい甘やかしたかも。太りすぎだと今度は関節炎とか糖尿とかいろいろ出てきちゃうからね。
加齢とともに耳が遠くなって、掃除機も平気になっていたのが、腎不全のケアをするようになってから、地獄耳が復活。冷蔵庫からアイスモナカを取り出すと、目を爛々とさせて後ろに立っている。また暴走族や花火の音に敏感になってしまった。大きな音や、気温の変化や、ちょっとしたストレスで膀胱炎→血尿となるので、こっちも気が休まらない。
猫は腎臓が弱い生き物。人間とは違うが、シャミを見ていると、やはり添加物が多い食事は内臓に負担がかかるのだなと思う。