大山

登ってきました。毎朝起きて窓を開けて、きょうの天気をみるとき目安にしている、丹沢の山々。その一番手前。夜はケーブルカーの明かりが遠くに見えるとほっとする、あの大山。

わーい、ケーブルカーだ−。こどものころよく乗った、別府のラクテンチのケーブルを思い出すなあ、なんて写真撮ってたのはここまで、その後いちいち撮る余裕なし。わーヤマガラだ、なんて双眼鏡のぞいてたのも、すぐに終わり。登山道は渋滞。いちいち止まったりしてられません。

山頂も混雑でお弁当広げる場所もままならず。。。でも空は青く、雲が近く、山頂から見える周囲の山肌は紅葉していて、遠くにランドマークタワーが見えたよ。東側に向かって開けているので、丹沢山系の中で大山が一番高い訳じゃないけど、やはり江戸の人にとっては、大山が手前に大きく見えて「山」って感じなんだな。

大磯への通勤が終わったアオバト、アトリの群れ、猛禽類など、いないかなーとおもったけど、全く見かけず。カラスしかいなかった。でも帰りの二重の滝を少し下ったあたりで、鹿の雌3匹を見た。ハーレムの主の雄はいなかった。互いに顔をなめあっていたのはミネラル摂取かな?草食の鹿はどうやってミネラル分を摂っているんだろう?にしても登山客がずらり並んで見ているのに、リラックスして警戒せず。サファリパークか?

丹沢の鹿は過密状態なのだそう。植生に対して鹿の数が多すぎ、周りを主要道で囲まれているのでエリアから移住することもできない。強制収容所、ゲットー。134号線に「鹿注意」という看板があり、こんなとこまで?とおもうが、新天地をめざしてでてきた鹿に同情しちゃう。

熊に注意の看板もたくさん見た。けどここは禁猟区。まちがって撃たれる心配はないもんね。ある意味近隣の里山より安全(笑)

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うちに帰って新しい登山靴を脱ぐと、カットの部分があたる皮膚がこすれて血が。。。(ToT) ひもがほどけないよう、しっかり結びすぎたのか?お店で店員さんが履き方を教えてくれたんだけど、ハムになるか?つうぐらいキチキチに結んでいた。それぐらいにしないとほどけちゃうし。実際何度もほどけたのだ。

お店に行って、靴をぐるっと見て、どれにすればいいのかわからなかったので、「初心者で大山に行きたいんですけど」と言って選んでもらった。「ではまずお客様の足を見せてください」と靴を脱がされて、計測台へ。

わたしの足は幅が狭く、甲が低く、足先がスクエア型のかまぼこ板。幅の広い靴は脱げちゃうし、靴の先端が細くとがっている靴は形が合わなくてぜったい指が痛くなる。あなたはキーン(というメーカー)ですね。幅はもう少し狭いのがいいですけど。。。ということだったんだけど

同行した人はみな、帰ってからふくらはぎが痛いという。わたし腿はあがらなくなったけど、ふくらはぎは全然(÷_÷)?ふくらはぎの筋肉は全く使ってない(もともと筋肉ないし)。歩き方、足の使い方が変なんだろか?

この登山靴を履くと、また皮膚が剥けちゃうな。痛いな。今じつは登山靴のカットの部分を木槌でたたいて柔らかくしようかと思っている。ダメかな?トゥシューズみたいに自分で改造しちゃ。。。

そういえば、昔、下北沢に独創的なトゥシューズを作るおじさんがいた。シューズだけでなく、おじさん自身も名物というか、個性的で、トウシューズを試着するお客さんの立ち方、重心の取り方を「指導」してくれるのだ。

「履いてみて」「立ってみて」「脚によけいな力が入ってる」「バシバシッ(脚を叩く音 ^^;)「脚に力を入れないでっ!上半身でバランスとる!!」てな具合。私はそれを横で見ていて、逃げ帰ったのであります。

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大山から帰ってから2〜3日脚が痛かったけど、首や肩やその他のいつも痛い場所から痛みが消えていた!yo氏は骨折してから、慢性的に痛かった別の場所が完治したらしいが、普段より強い負荷をかけると、体全体の自然な快復力が起動するんだろうか?不思議だ。

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そういえば、下社まではケーブルで簡単に来れるので、七五三の参拝ファミリーがいました。こんな場所でやるとイベント感あるでしょうね。

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山頂から見晴台への途中で赤い実を見た。
マムシグサとサトイモ科の肉穂花序