大地震から一ヶ月のこの日、また大きな余震があった。グラングラン揺れたよ。もう手順も慣れたもの。落ち着いて火を消して、ヘルメットをかぶり、スニーカーを履き、貴重品を持って廊下でおとなしくしてる。
きのう、家人が電車の中で聞いた話。向かいに座っていたご婦人方3人。そのうちの一人が「あたし、フラフラ病なの。なんかいっつも揺れてるかんじがするのよね。それで病院行ったら、このごろ多いんですってね、今日もそういう人が30人来たっていうの。でね、先生が『もうNHKは消して、1週間ぐらい沖縄にでも行ってたら治りますよ』って言ったのよ!」と話していたそうな。
R.P.ゲイルの「チェルノブイリーアメリカ人医師の体験ー」上下巻(1988年 岩波新書)を読む。ゲイル博士はどこからも要請されないのに、自ら来日してくれたと聞いた。その後どういう活動をしているのかわからない。この人はどんな人なのか著書を読んでおこうと図書館に予約しておいたもの。最初の30ページにアメリカ製の初期の原発がどういうものか、解説がある。安全性と、問題点と。それを読むと今起こっていることそのままで怖くなってしまった。なんかフラフラするよ〜。