イタリアの魔力―怪奇と幻想の「イタリア紀行」 「スローフード」「エクソシストとの対話」の島村奈津さん著。幽霊案内人という人が何人か出てくる。幽霊ツアーが観光、事業、町おこしに利用されているのね。幽霊さんも忙しい。カタコンベ、人体標本館、過去(中世)に陰惨な事件のあった場所、なんだ、あの話かと思いながら読むと、ふと暗闇に引き込まれる一行に会ったりする。リミニの城の幽霊ツアーに参加した話の最後のところとか。 前の記事 次の記事