ラジオ番組より2冊

TBS RADIO 2012年01月27日(金) キラ☆キラ オープニング - 小島慶子 キラ☆キラ

TBSラジオ、小島慶子 キラ☆キラをポッドキャストで聞いていたら、小島さんが気になる2冊を紹介していました。小さなお子さんをお持ちの親御さんは、氾濫する情報から「で、どれが本物なの?」と、切実な思いで毎日を過ごしていると思います。小島さんも二人のお子さんをお持ちのお母さん。事故後、ラジオから母親の視点で情報を流し、呼びかけてくれた人です。

児玉龍彦「内部被爆の真実
中川恵一「放射線医が語る被ばくと発がんの真実

このお二方は、表面上は異なる見解を持っているのだけど、どちらにも研究者が今現在できるかぎりの誠実な対応があると。どちらかを真実、もう片方をウソと決めつけず、それぞれの本をよく読むと、データが少ないためにまだ正解はわからないながら、立場が異なる研究者が自分の専門を生かしつつ、それぞれ現地で人々のために尽くしていることがわかると。

大事なことをおっしゃってると思います。あのトンデモ本といわれる「人はなぜ放射線に弱いか」でさえ、トンデモ部分に気をつければ、全体としては放射線入門としてすぐれた本でした。ムカッと来る情報のなかにも真実はある。あえて両方に目を通すことは大事だと思います。あと、その一冊だけでなく、著者の他の本も読んでみると、問題に対してどういうアプローチをする人かわかります。

にしても、普通に子育てをするために、普通に健康に生きるために、こんなに情報を精査しなければならないなんて、やはり負担が大きすぎる。たとえ原発と引き替えに豊かな生活があるとしても、今のような状況は間違っている。