春を恨んだりはしない

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと [単行本] 池澤 夏樹 (著), 鷲尾 和彦 (写真)

坂を登るでもなく、駆け下りるでもなく、尾根道の途中に立って、両側から引っ張られてバランスをとっているというか、でないにしても、これを登るのか。。。と見上げて立ちすくんでいるというか。あのとき読者を置いてフランスに逃げたように、自らは手を出さないというか。。。