USTの『湘南natureチャンネル』で、一ノ瀬友博さんの「東日本大震災と自然再生」についてのお話しを聞き、その番組で推薦されていた本。貴重な調査報告だと思う。
クロマツは元々海岸の岩場に生える植物。飛び砂防止などの目的で江戸時代から砂浜に植林された。海岸には本来はミズナラ・シナノキ・カシワなどの広葉樹が生えるらしい。
そういえば、元々茅ヶ崎の海岸は地名の通り茅野原で、人が利用できない土地だった。そこに松を植林できたら土地を払い下げるとか何とか(あやふや)で、挑戦した人がいた。松の木は植えても植えても潮風で育たなかった。ところが、まず低木の広葉樹を植え、その間に松を植えていくことで、松林を作ることができた。。。というのを茅ヶ崎の歴史の本か何かで読んだことがある。今も防砂林の海岸側の最前線の一列は低木の広葉樹になっている。
砂浜に松というのは、人工的な風景なのか。。。