r2

おもしろい！でもちょっと優等生の小説。丸谷才一の「輝く日の宮」を思い出した。仕事など社会との関わりと、恋愛や家庭など個人的なこと、そのどちらをもパスタとソースのようによくからめて。。。

これを読んだら、辞書のコーナー行きたくなるね。これ一冊では終わらない。巻末の参考図書読みたくなるでしょう。

著者は「風が強く吹いている」の原作者でもある。様々にタイプのちがう男たちが、チームを組む。互いのキャラを生かしつつ、同じ目標にむかってストイックに邁進。合宿シーンが出てくるところなど、似ているな。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

と書いていたら、2日後に丸谷才一さんは鬼籍に入られました。ご冥福をお祈りします。
池澤夏樹のコメントにうなづく夜。

そういえば「文学全集を立ち上げる」という本もあったなあ。