絶版になっていた「プルトニウムファイル」が復刊された。「本書は2000年8月に翔泳社より刊行された『プルトニウムファイル』上下巻を合本にしたうえで、若干の加筆・修正をし、訳者あとがきを一部新しくした新装版です。(amazon)」グッジョブ!翔泳社。
元々は、上下2巻に別れていたのが、合本されたが600ページある。この量の多さ、実験に関わった人たち一人ひとりについて詳細に取材している。歴史や経済の視点から、つまり上から目線でおおざっぱにとらえるのではなく、末端の現実はこうなんだという。。。
この本について、とらえ方は様々あると思うけど、読む前と、読んだ後では、放射性物質を扱うとはどういうことか、についての感覚が変わります。