カッパとっくり

*以下の話は通りがかりの人に聞いた話であって、わたしが自分で調査したわけではありません。引用しないでね(^^)。

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小出川のほとりで出会った人が、あそこに石碑があるでしょう、あれに全く驚くべき事実が刻まれている、と教えてくれた。

昔、源頼朝の愛人がここに住んでいた。男の子をもうけたが、頼朝は奥さんがこわいので、知らんぷりをしている。それを見た近所に住むナントカという(忘れた)武士が、頼朝にかけあって認知させた。一応認めることは認めたものの、奥さんがこわいので、その子に遠い九州薩摩の地に任を与えて赴かせた。

さて江戸時代になり、その子孫である薩摩藩島津家のお殿様(名前忘れた)が、自分のルーツ探しに使いを派遣。ところがそんな話もう誰もおぼえてない。近所のお寺の和尚さんが調べたところ、そういえば頼朝にかけあったというお侍さんの記録がうちにあるとかで、やっぱりここだったんだね、ということになり、お土産を置いて帰った。

それが非常によくできた焼き物で、いろんな人が見たいと言ってきた。お酒を持っていけば、ついで見せてくれるということでも評判になった。ところが、当時江戸幕府と薩摩は犬猿の仲。いらぬ疑いをかけられると面倒だ、あまりおおっぴらにしない方がいいんじゃないの?と忠告してくれる人もいて、あれは河童にもらったということにした

・・・という伝説。

それがこの石碑に書いてあると。先日その石碑のそばまで行ってみた。んん?そこまで書いてある?
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いやでもあるかもねー。昔は出世すると、ルーツは源氏という血統書みたいなのが必要で、大枚はたいて買ったりしたっていうもんね。それを真に受けた子孫が確かめに来ちゃったりして、サギでしょとつれなく返すわけにもいかず、そうだったかもということにしたかも。全国に頼朝の隠し子が大勢いたりして。。。

石碑の裏。昭和45年建立です。
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民話かっぱとっくりとは
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茅ヶ崎 河童徳利発祥の地

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